私はたくさんの相談を受けているのですが、
質問をしてこられる方を分類すると、2パターンに分かれます。
それは、「返事をする人」と「返事をしない人」です。
「返事をする人」の方が良いというのはわかると思います。
けれど、「返事をしな人」は、他人に迷惑をかけているだけではありません。
その本人が、とてつもない不利益を被っています。
そして「返事をしない人」は、高確率でそのことを自覚していません。
あなたも誰かから、返事をしてもらえなくて困った経験があるのではないでしょうか?
返事をしない人の理由、そして、本人が被る不利益とは何かを見ていきましょう。
ママさんエスコーター
目次
なぜ返事をしないのか
「返事をしない人」がなぜ返事をしないのか。
いつもちゃんと返事をするあなたは信じられないかもしれません。
けれど、「返事をしない人」は、こんな理由で返事をしないのです。
返事をするべきだと思っていない
・自分は聞きたいから聞いただけ。
・そこで、自分が返事をする義務ってある?
・ダメな事??
何も悪いことをしたとは思っていないパターンです。
返事をするのが面倒
・とりあえず聞いてみたけど、返事をするのが面倒
・時間がない
・もうその話題は過ぎ去ったことで、触れたくない
・「なんとなく」返事しない
質問する時間や手間はあるのに、そんなことある?と思うかもしれませんが…。
面倒、「なんとなく」という理由で返事をしない人は、結構多いです。
返事をする気力・体力がない
・本当は返事をしたいけれど、気持ちが追い付かない
・そのことを考える気力がない
・精神的にいっぱいいっぱい
追い込まれた状況の人は、質問するのが精いっぱい。
それ以上は動けない状態である場合があります。
相手に申し訳ないから
・ずいぶん時間が過ぎてしまって、今さら返事しにくい
・返事が遅くなって申し訳なくて、返事できない
・うまく返事できる自信がなく、失礼になると悪いから
相手に悪いから、「急いで返事する」のではなく、「返事できない」人が一定割合います。
当然ですが、悪いと思っているなら直接謝らないと、その気持ちは伝わりません。
返事をしないことで被る不利益(リスク)
色んな理由で、返事をしない人たち。
それは、相手に失礼ということはもちろんです。
けれど、実は本人によくない事が起きます。
どんなことか挙げていきます。
解決策を得られない
何かを悩み、そしてそれを解決したくて質問した。
なのに、その相手に返事をしないということは、そこで話が終わってしまいます。
あなたが返事をすれば、その先になにか良い解決策があったかもしれません。
けれど、返事をしないことで、そこで会話は終了しています。
得られるはずだった「解決策」を受け取り損ねる可能性が高いです。
次、質問しても回答を得られない
質問しておいて、返事をしないとやはり、相手に不快な思いをさせています。
もし、もう一度聞きたい事が合って、質問しても
「ああこの人は、質問するだけして、返事しない人か。」
と思われ、相談にのってもらえないことは、想像できるでしょう。
あらゆるところで恨みを買う
「返事をしない人」は、ある一人にだけそうした態度をとるわけではないでしょう。
日常で関わる、先生、ママ友、上司、同僚…
あらゆる場所で、そうした態度をとっているはずです。
「そんなことない!子どもの質問以外では真面目に対応してます!」
という人は、自覚していないだけで、無自覚に失礼な態度をとっています。
そうすると、損をするのは自分です。
「あの人には親切にする必要はない」
「近づくのはやめておこう」
「教えてあげたいことがあるけど、面倒だから話し掛けないでおこう」
こんな思いを持つ人が、あなたの周りにたくさんいたらどうでしょう?
・いつも何かトラブルが起きる
・全然悩みが解決しない
・誰にも助けてもらえない
こんな状態に陥ることが容易に考えられます。
悩んでいるなら、返事をするべき!
返事をしない人の中にも、申し訳ないと思いながら放置している人もいます。
失礼な人ばかり、ではないでしょう。
けれど、質問をしておいて返事をしないリスクは大きいです。
・解決策を得られない
・あらゆるところで恨みを買う
こんな状態で、毎日が良くなるはずはありません。
『心身ともいっぱいいっぱいで、返事ができないなら、仕方ないよね。』
優しいあなたは、そう考えてあげるかもしれません。
でも…。
そんないっぱいいっぱいな人こそ、その状況から早く脱出してほしい!
そのためにも、ちゃんと返事をして、状況を好転させましょう。
わざわざ、しんどい場所に居続ける必要はありません。
自分で何とかできないからこそ、周りに助けてもらうのです。
周りに感謝し、それを態度に出せば、道は拓けます。
しんどい状況にいるあなた。
自分が悩みから解放されるためにも、ぜひ「返事」はしましょう。
ママさんエスコーター