あなたの子どもは、すぐに「疲れた」と
言うことはありませんか?
活動を始めて、
そんなに時間が経っていなかったり、
体力を使うようなことをしていない場合は、
・本当にもう疲れたのか?
・適当なことを言っているのか?
・今の活動がイヤなだけなのか?
なんて、大人は色々思っていまいます。
確かに、やりたくないことを目の前にして
そこから逃げるために
「疲れた」と言う場合もあるでしょう。
また、「疲れた」以外の表現の仕方を知らないために、
楽しくない時、マイナスな思いを表現する言葉が
「疲れた」になり、それを連発することもあります。
けれど、発達障害や特性のある子は、
本当に疲れやすい傾向にあります。
今回は、疲れやすい3つの理由を説明していきます。
ママさんエスコーター
ここを理解して、子どもの味方になってあげて下さいね
発達障害の子どもが疲れやすい理由
(1)「普通」に合わせるのが大変だから
発達障害や特性のある子は、
周りの「普通」に合わせるために
神経をすり減らしていることがあります。
感覚過敏があったりして
定型発達の子が何気なくしていることでも、
体力・気力を消耗していることが多いです。
(2)多動・衝動性があるから
多動・衝動性のある子は、体が動いてしまう、
そして思考が止まらないことで
常に体力を使います。
また、授業や集団行動をしている時は、
自分の衝動性を押さえなければいけません。
多動や衝動性を抑えることにも体力を使うので、
疲れてしまいます。
(3)睡眠がうまくとれないから
睡眠障害がある子もいて、体を休めることが
困難な場合があります。
十分な休息をとれないと、当たり前ですが、
体の疲れが蓄積されていきます。
朝起きてスッキリ!とはいきにくく、
朝から「疲れた」と言うことがあります。
「疲れた」を解決するために観察をする
上記の3つの理由以外にも、
あなたの子どもにとって、疲れる理由があるかもしれません。
それを知るためにすることは、観察です!
・何をした時によく言うのか
・朝、昼、夜のいつ言うのか
・家で言うことが多いのか、それとも
外(幼稚園、保育園、小学校)で言うことが多いのか
こうした点を観察してみてください。
そうすると、「疲れた」原因が見えてきます。
解決方法は、まずは原因を知ることからです。
なので、ぜひ子どもの様子を観察して
原因を特定していきましょう。
まとめ
発達障害や、特性のある子は、疲れやすい傾向にあります。
その理由は、
・「普通」に合わせるのが大変だから
・多動・衝動性があるから
・睡眠がうまくとれないから
こうしたものが挙げられます。
緊張状態が続いていたり、エネルギーの消耗が激しい、
上手く休むことができない。
という背景を考慮してあげてください。
単純に、今行っていることがイヤ。
何かをサボろうと、言い訳しているわけではありません。
子どもが「疲れた」をよく言う場合は、
まずはその理由を探るために、観察をしてください!
「疲れた」の理由がわかれば、対処法もわかってきます。
子どもが過ごしやすい毎日を送るために、
「疲れやすい」傾向があるということ、
疲れる理由がある、ということを理解してあげて下さい。
ママさんエスコーター
親であるあなたが理解してあげてくださいね。