個人面談で、あなたの要望を先生へ伝えるコツ

こんにちは。高橋美穂です。

そろそろ、個人面談の時期ではないでしょうか?

小学校はもちろん、幼稚園や保育園でも、

担任の先生と1対1で話す機会があると思います。

時間は、おおよそ15~20分でしょう。

その限られた時間で、

・最近の学校での様子

・家での様子

・がんばっていること

・不得意なこと

・あなたの学校への要望

・学校からあなたへの要望

・これからのこと

こんなことについて、全てじっくり話すのは物理的に不可能です。

けれど、先生が向こうから時間を作ってくれて話す機会は、なかなかありません。

有効に利用したいですよね。

まずは、『一番あなたが先生に伝えたいこと』を決めておきましょう。

先生が向こうから話題を振ってきて、その話をしばらくしたとしても、

「今日は、~について聞きたいと思っています」

「私は、~が一番気になっています」

「~を一番心配しているのですが、学校ではどうでしょうか?」

とあなたの伝えたいことを、必ず聞いてもらうようにしましょう。

そして、それほど重要視はしていなけれど、

気になる小さなできごと、先生に知っておいて欲しいこと。

そういったことは、紙に書いて、面談の最後に

「お忙しいと思いますが、時間のあるときに、これも読んでおいてもらえると助かります。」

と手渡しておきましょう。

あなたと先生との関係が良好であれば、

きっと面談の合間などに目を通してくれるくれるでしょう。

では、その準備する用紙についての注意点を挙げますね。

・A4 1枚程度で、さっと目を通せる量にする。

・丁寧に見やすく書く。またはWordなどで書いて、プリントアウトする。

・すぐに理解できるように、箇条書きにする。

・何度も読み直して、誤字脱字のないようにする。

長文や複数枚のものだと、先生は、もらうだけで精神的負担を感じます。

そうすると、「時間のあるときに読もう」と、すぐに読んでくれません。
(そのまま忘れられたら、読んでもらえません)

もし自分が「これ読んでおいて」と誰かに紙を渡されたら、

と想像しながら用意して下さい。

『これなら相手の負担にならないだろう』というものにしましょう。

面談の時間や「先生に、こんなことお願いしていいのか」と遠慮して、

伝えたいことを伝えないと、何か起きた時に後悔します。

「なんで先生から、言ってくれなかったんだろう」

逆恨みのような感情も出てくるかもしれません。

問題が起きてからでは遅いです。

先生に知っておいてほしいこと、

配慮してほしいことは(してもらえるかどうかは別問題として)

伝えておく必要があります。

そして、伝え方に注意です!

モンスターペアレントと言われないように、

礼儀礼節をわきまえた行動をしましょうね。