「今」の育児から逃げ出したいとき

こんにちは。高橋美穂です。

今日は、3連休の中日ですね。

 

家族も休みなら、あなた以外にも子どもを見てくれる人がいて、

少しは気が楽なのではないでしょうか?

一方、今日も夫が仕事のため不在で、

一人で一日中子どもを世話をするあなたは、どっと疲れてしまいますよね。

あなた一人でがんばっている時、そして子どもに手を焼いている時、

いつもそばで見ていなくていいくらい、しっかり歩けるようになって欲しい

おむつ替えがしんどいから、早くトイレに行けるようになって欲しい

早くしっかり言葉を話して、気持ちを伝えて欲しい

こんな風に、「成長した未来が早く来て欲しい」と思ませんか?

また、

こんなへりくつ言うんだったら、話さない時の方がかわいかったな

後を追いかけるのが大変だから、歩く前の方が楽だった

トイレに間に合わないと、洗濯や掃除が大変だから、オムツ時代の方が楽だった

と、少し前をうらやむような気持ちにもなりますよね。

とにかく、「今」を直視したくない気持ちになります。

大変な育児をしていると、逃げたくなります。

よそ見したくなります。

「今」がいい、と素直には思えません。

だからこそ、「今」がいいという証拠を自分で築き上げる必要があるのです。

・子どもができるようになったこと

・今、できないこと

・あなたが感じている辛さ、喜び

これらを『ノート』に記録していくのです。

そして、切羽詰まった時、誰も話を聞いてくれないときに、見返します。

そうすれば、

あの時よりも子どもが成長して、自分も楽になっている

これからも、きっと成長していく

ということが、客観的にわかります。

他人の言うことが信じられないあなたでも、

自分の言っていることなので、信用できるでしょう。

『今』を客観的に見られるようになり、

「大きくなったね。前できなかったことが、できるようになってるね」

と子どもに声をかえられるようになります。

子どもの自己肯定感も高められます。

育児を一人でしていると、

しかも発達障害や特性を持っている子を相手にしていると、

精神的に参ってしまいます。

多くの大人の関わりが必要です。

でも、それがかなわない場合もあります。

すぐに誰かに頼れないあなたこそ、

にっこりノート』を生活に取り入れて欲しいと思います。

これからも、長く続く育児を乗り切るために、

あなたの頼れるものを一つでも増やして下さいね。