こんにちは。ママさんエスコーターの高橋美穂です。
3連休、いかがお過ごしでしたか?
台風の被害はなかったでしょうか?
(私はずっと子ども達と一緒で、ぐったりの3日間でした…。)
さて、今日は先日配信しましたLINEでのクイズの解答・解説を行っていきます。
ママさんエスコーター
YouTubeはこちら
YouTubeで回答・解説をしていますので、家事の合間に聞き流したい方はこちらをご覧ください。
ママさんエスコーター
LINEでのクイズ
クイズ
あなたが子どもを連れて公園に行くと、幼稚園の友達AちゃんとB君も来ていました。
子ども3人は、砂場で遊び始めました。
Aちゃんは、自分のスコップをB君に貸しました。
B君が遊んでいると、
「B君ばっかり、ずるい!」
と、あなたの子どもが怒りだしました。
この時、あなたはどうしたらいいでしょう?
①「そんなことで怒らない!」と自分の子に言い聞かせる
②B君からスコップを取って、自分の子どもに使わせる
③「この砂の山、作り終わったら、交代してくれる?みんなで順番に使わない?」
と子ども達に言う
この中で、適切なものを1つ選んで答えて下さい。
解説
それでは、1つずつ解説していきましょう。
① 「そんなことで怒らない!」と自分の子に言い聞かせる
こんな対応、したことないでしょうか?
つい、こんな風にしてしまいます…
という回答をたくさんいただきました。
そして、
こんな風に言わないと、『しつけしてます!』と周りにアピールできない。
という意見もありました。
けれど、これはどうでしょうか…。
怒っている子どもと同レベルになっていますし、子どもの今の状態を否定しています。
まずは、
お母さん
という共感が欲しいところです。
② B君からスコップを取って、自分の子どもに使わせる
②は絶対やめた方がいい!
という意見がありました。
自分の子どもに使わせるために、B君から取る、というのは強引ですね。
B君が嫌な思いをして、
B君
と言われてしまいそうです。
③「この砂の山、作り終わったら、交代してくれる?みんなで順番に使わない?」と子ども達に言う
Aちゃんのスコップであっても、そのスコップをめぐってトラブルが起きている場合は、大人のあなたが介入して遊び方を提案してもいいと思います。
子どもに「貸してって言おうね」と言うのはどうですか?
という意見も出ました。
そうですね。介入の方法としていいと思います。
「順番に使おうね。」
「貸して欲しい時は、『貸して』と言おうね。」
など、具体的に子どもがどうするべきかを伝えてあげると、子どもは行動しやすいです。
小学校高学年になってくると、こうした親の介入は難しくなってくるので、やはり小学校に入るまでに、繰り返し「遊び方」を教えてあげる必要がでてきます。
解答&正解率
ということで、正解は③でした。
そして、正解率は…
100%
でした!
「①はやりがちだけど…」
という意見もありながらも、やはり、みなさん③を選択されました。
また、クイズを配信しますので、気軽にご参加くださいね♪
最低限、これだけは知っておいて下さい!
日常には、誰かからクイズのように3択が提案されるわけではありません。
当然ですよね…。
けれど、こうした簡単なクイズをこなしていくと、自分で答えを導き出せる力がついてきます。
クイズを目にすると、
実際はこうするけれど、答えはこうかな?
なんて思いますよね。
今までの自分の行動を振り返ることもできますし、本当に『困った場面』に遭遇したときの対処の仕方が変わってきます。
何かが起こるたびに、あたふたするのではなく…、
ある程度『起こりうること』を想定しておく。
子どもの行動を理解し、把握しておく。
こうしたことをしておくと、対応がスムーズにできます。
なので、以下の3点は最低限知っておくべきかな、と思います。
①子どもを変えずに、簡単に子どもの行動を変える方法があること
②大人にも共通する、子どもの行動の理由
③ついやってしまいがちだけれど、絶対にしてはいけない子どもへの関わり
ママさんエスコーター